カフェインはスイスウォータープロセスによって取り除かれます。
<スイスウォータープロセス>
1.生豆に含まれるカフェイン以外の水溶性の成分(風味や旨味の成分)を
溶かしておいた水に生豆を浸します。
2.すでに風味や旨味成分が溶け込んだ水なので、この時にそれらの成分が
溶け出ることはなく、カフェインだけが溶け出します。
3.一度にたくさんのカフェインは溶け出さないので、2の作業を何度も
繰り返し、カフェインを取り除きます。
焙煎はカフェ・ラテやカフェ・オ・レにしても美味しく召し上がって
いただけるように、少し深煎りにして苦味とコクを持たせました。
※6月26日から販売中のカフェインレスコロンビアは、
『液体CO2除去法』という方法でカフェインを取り除いております。
液体CO2除去法とは、
超臨界状態の手前にあたる、
液体の二酸化炭素を使用してカフェインを除去します。
初めにコーヒー生豆を、水蒸気を利用し、2倍の大きさまで膨張させます。
膨張した生豆を超臨界までは高くない65気圧、
温度は常温の23℃前後の二酸化炭素の中に漬け込み、
カフェインを除去します。
こちらも超臨界CO2除去法と同様、旨味を作り出す主要成分を残しながら、
カフェインを除去することが可能です。
しかし超臨界では、半日で除去が可能なところ、
液体の場合は2~3日と時間を要し、
膨張させて取り除きやすい状態に据える必要があります。
カフェインレス コロンビア
豆の挽き方:
数量: